「富岳百景」の授業

 7組と2組での授業。残り時間は限られているのに、だんだんといろいろなことをやろうとするせいか、進み方が多少ゆっくりになっている。しかし、一応予定通り進度はキープしている。
 7組は他の2クラスよりは時間に余裕がある。また、このクラスは発問をするとおもしろい発言をする者がいて、かまい甲斐がある。「私」が見合いの相手である娘さんの顔を最初は見なかったのはなぜか、という問いに対し、「私」が正式な身なりをしていたのだと言うことをヒントに与えて考えさせたところ、「私が気合いを入れて見合いに臨んだのに、それに値するような人ではなかったから」という答えには笑った。クラスも爆笑をして、しばし和やかな時間を過ごした。もう少しつっこみたい所だったが、残念ながら時間が限られているので1回つっこんだだけで終わってしまった。こんな時、ツッコミの技法があるといいだろうね。そう考えると、明石家さんま氏のツッコミの技法はたいしたものである。彼はその経験からあの技法を身につけたのだろうが。
 2組は対照的に静かなクラス。ここでは淡々と、しかし私だけは一人熱く、授業を進めていく。予定通りの箇所まで進んだ。良かった良かった。