課題考査

 今日は冬季休業中の課題考査である。国語・数学・英語の3教科による課題考査が午前中に行われた。午後からはもちろん授業である。
 1年生のこの時期の課題考査は恒例の「百人一首」である。生徒には百人一首のテキストを与え、100首全部覚えてくることと文法事項・意味・背景等、テキスト全部のどこから出題されても構わないくらいに準備をするように、さらに応用問題あり、とアナウンスをしておいた。
 今年の出題は上の句を提示して下の句を選ぶのが40問、文法問題がそれに続き、応用問題へと続く。今年は漢詩を出題した。阿倍仲麻呂が日本に帰国しようとして遭難した際、李白仲麻呂が死んだものと思って悲嘆の詩を作った。その詩を出題したのである。生徒は、まさか漢詩が出題されるとは思わなかっただろうなぁ。意外であるならば、私としては「しめた!」である。生徒の意表を突くとともに、その中にあっても既習知識を活用して解答して欲しい、そうした願いを込めて出題した。でも、その問題は7点しか配点がないのだけれどね。
 さて、生徒の出来はどうだろうか。来週行われるカルタ大会の選手たちは、単純に上の句と下の句を合わせる問題はさすがに強い。でも、他の生徒はあまり出来が良くなさそうだなぁ。もう少し食らいついて欲しいな。