「マルジャーナの知恵」の授業。

 7組と2組での授業。これで年内の現代文の授業は終わり。「マルジャーナの知恵」は要旨をまとめさせているだけで、内容に詳しくは立ち入っていない。でも、評論ではまず要旨を理解することが大事だと思っているので、まあよいのではないだろうか。それに、年末年始を挟んで3週間くらい空くのだから、その間の内容のつながりなど持てるはずがない。要旨をまとめることで区切りをつけた方がよい。

5分間読書

 5分間読書で、生徒たちが百人一首のテキストや他の教科のテキストを見ている者がだいぶ目立ってきた。年内最後の授業であるし、さすがに目に余ったので、少々苦言を伝えた。先日購入させた課題図書を読んでいる者が多いクラスもあるのに、あるクラスはちょっとひどすぎる。私は基本的に、彼らが何を読んでいるかについてはチェックしない。何を読むかということにも、生徒の今の状況が現れているからだ。でも、テキストはいかんなぁ。そんな目先の勉強をさせるために、私は授業始の5分間を与えているのではない。与えられた時間の使い道をはき違えてもらっては困る。ということで、少々怒ってしまった。