羅生門の授業

 7組での授業。こちらも上の古典と同じようなことが言える。今日でようやく冒頭部の読み取りが終わった。その間、3つほどの質問をプリントから抜き出し、その解答を別の原稿用紙に記入させて提出させた。生徒の解答もその場で少し確認したのだが、やはり読み取りが一歩足りない。本文に書かれてある内容はもちろん十分に読み取り、まとめている。しかし、その背後にある理由や状況についての説明ができない。そこの部分にまで言及するためには読み取りのレベルを意識的に深めなければならない。今回の現代文ではそのことが分かるようにプリントを作成しているつもりなのだが、その意図はまだ十分伝わっていないようだ。また、そのことをさらにスモールステップでやらせていかなければ、私外としていることは伝わらないだろう。うーん、もう少し教材開発が必要だな。