説話の授業

 今日は1組と4組の授業。それぞれ2時間目、3時間目である。
 どのクラスともほぼ同じ進度を、少々時間差を持って進んでいる。1組では口語訳の始めまで、4組では口語訳を3〜4行目まで、といった具合である。相変わらずヘビーな教材に苦しんでいる。最初の4行だけでも、尊敬・謙譲の補助動詞、同格の格助詞、接続助詞「ば」の順接確定条件用法などを教えなければならない。もうこれら一つ一つは古典の初級の要の文法事項なのだが、いちいち練習していられないので、ただもう説明するだけである。とにかく代表的な訳し方を教える。そして、このパターンが出てきたら、その訳し方を当てはめる、ということを強調している。古典が訳せるようになるにはまずはこのことが出来ることが必要だし、これを繰り返していけばきちんと古典が分かるのである。
 というわけで、しばらく我慢の授業が続く。