応援歌練習!

 さあ、いよいよ今日から恐怖の応援歌練習が始まりました。今日から飛び飛びで5日間。天気は快晴。グラウンドでの練習となる。昨年は1回もグラウンドでできなかったものね。
 β日程の2限終了後、1年生たちはわらわらとグラウンドへ出て行く。うーん、緊張感がないなぁ。中にはロッカーに教科書をしまったり、これからトイレに行ったりする者たちがいた。彼らはまだ、これから行われる応援歌練習の厳しさを知らないのである。明日からはもっと動きが良くなるだろう。昨年はずっと屋内だったせいか、階段から3年生のどやす声が聞こえていたが、今年はグラウンドが可能のせいか、校舎内は怒声が聞こえないな。そのせいもあるかもね。
 グラウンドでは1年生たちがそれぞれの配置で厳しい練習を受けていた。彼らにとっては本当に想定外のことだろうね。それでも必死になって応援歌を歌ったり、大声を出したりしていた。残念ながら何人かの生徒は「丈夫」以外の応援歌をまだ十分に覚えてはいなかったようだ。それじゃ声も出ないわな。そりゃ、3年生が怒るのも当然。
 まあ、今日1日で応援歌練習がどういうものであるか、良く分かっただろう。後で面談した生徒の1人は「怖かった」と言っていた。そうだろうね。
 3限が終わり昼食の時間になって教室に行ったら、我が1年4組の級長が「放課後、応援歌練習を自分たちでやってもいいですか?」と聞いてきた。うしっ! その意気である。敵を知り、対策を練る。これが基本だね。たくましい彼らに大きな賛辞を送ろう。