センター試験2日目

 センター試験の2日目が行われた。さすがに今日は、昨日のように会場に行って……などということはしない。そこまでしなくても生徒たちは大丈夫だろう。
 他の高校はどうするのだろうね? まさか、2日目もあの横断幕を掲げるのだろうか? いやぁ、考えたくないな。確かにセンター試験は一種のイベントだけれど、あそこまでやってしまったら、ちょっとやりすぎに思うなぁ。生徒を応援したい教員の気持ちは痛いほどよく分かるけれど、あれほど大々的にやられると、かえって生徒の気持ちは引いてしまうのではないだろうか。何となく、教員の自己満足、という気がする。
 自分自身の時は、会場に行った時、そこに担任がいてくれて、ただ目を合わせたくらいの淡々としたものだった。それでも、担任がいてくれたことに多少なりとも励ましを感じたものだ。それくらいのもので十分じゃないだろうか。もっとも、私は昨日、ほとんどの生徒と会えなかったわけで、我が恩師の真似すらできなかった。うーん、ごめんなさい。


 さて、今日は理系科目の日程である。私のクラスは理系であり、しかも物理選択と生物選択がそれぞれ半々近くいるので、彼らにとっては大変な日程だったろう。生物選択者は昨日と同じく朝一番に始まり、少々早めに終わる。物理選択者は少々遅く始まり最後までかかるが、結局会場へは早めに行っているだろうから、丸1日がかりとなる。文系は午後の数学が終われば全日程を終了する者が多いだろうからね。このセンター試験の時間割は、何となく理系にとっては負担増のような気がする。


 さて、センター試験は無事終わりました。生徒諸君はどうだったろうか? 終わったことは終わったこと。あまり引きずらずに、明日の自己採点の結果をしっかり見据えて、その上で今後の対応に頭を切り換えて欲しい。君たちを待っている活躍の場はいくらでもある。大学は、そこで出会うことと自分が何をするかにかかっている。それがどこかということはあまり問題ではない。今後の進め方について、一緒に考えようよ。(少しくらいは残念がってもいいけどね)