センター試験1日目

 センター試験の1日目である。今日は文系の科目が行われる。
 国語の試験が行われたが、内容や感想についてはもう少し日が経ってから書くことにしますね。


 さて、我々担任団も生徒たちを励ますべく、A先生の提案により、8時30分頃に会場の新潟大学に着くように電車に乗った。もっとバスを利用する学生が多いのかと思ったが、白山駅を7時40分台に出発した電車はすでに高校生でいっぱいであった。そして、新潟大学前駅で降りる学生もこれまた大勢。そんな彼らの後を歩きながら会場に向かう。
 新潟大学に着いてびっくりした。いろいろな高校の教員たちが、それぞれの高校名を書いた幟やら大段幕やらを道路に仕立てて、自分の学校の生徒たちにカイロやらお菓子やらを配っていた。うーん、びっくりというか、何もそこまでしなくてもいいじゃないか、と思った。あれじゃ、生徒たちが恥ずかしいよ。
 我々担任団有史5名は、そのようなやたらに演出過剰な高校の陰に隠れるようにして、生徒たちの通り過ぎるのを待ちかまえる。最初は正門前にいて、何人かの生徒に手を振った。次には西門前に行き、自分のクラスの生徒やら他のクラスの生徒やらに挨拶をした。2人くらいに道案内もしてやったしね。しかし、どうやら8時30分という我々の到着時刻はすでに遅かったらしく、大半の生徒はすでに構内に入ってしまっていたらしい。全部で合わせても10数名にしか会うことができなかった。
 次の地歴の時間にまた陣取ることにして、どこかで時間を過ごそうと言うことになる。ところが、土曜日の午前9時に空いている店などそうそうあるものではない。唯一、20分ほど歩いた所のファミレスに行き、少し時間を過ごす。そしてまた20分ほどかけて会場に戻り、私は西門に陣取る。何人かの生徒に声をかけるが、やはりこれまたごく数人にしか会えなかった。どうやら、我々が時間を過ごしていた間に、生徒たちは構内に入っていったらしい。結局、あまり生徒には声をかけることができず、自分たちはおよそ1時間以上の歩行という、ここ最近滅多にしたことのない運動をして、えらく疲れて帰ってきた。いやぁ、生徒の皆さん、ごめんなさい。30分ほど来るのが遅かったみたいですね。(^_^;)


 しかし、最後のリスニングが終わるのが午後6時半。遠い所から来ている生徒はおそらく朝は6時くらいから起きていただろう。丸々12時間の日程である。帰りは真っ暗だろうなあ。そして、帰りはほとんどの生徒が一斉に帰るから、混雑しただろうな。本当にお疲れさまです。もう1日です。頑張って下さいね。