テストの採点、返却

 2日続けてほぼ徹夜の状態で仕事をしている。もちろん、採点である。
 今回の3年生のテストは今年1年間の最後になるため、暫定ではあるものの最終の成績を出さなければならない。そこで、科内の成績会議をしっかり持つ必要があるため、逆算して採点作業を明日中には終わらせなければならない。というわけで、何とか今日中には採点を終え、生徒に返却して確認してもらおうと思っていた。そのために、月・火と二晩続けて4時、5時くらいまでかかって採点をしていた。何とか全ての作業を終えた。
 しかし、他の先生が担当しているクラスと比較してみると、どうも私の担当しているクラスは軒並み平均点が低いんだよなぁ。決して私が担当している諸君の能力が低いわけはなし、後は担当者である私個人の能力差によるとしか考えられないのだが……。うーん、採点基準の個人裁量分が私の場合厳しすぎるのかなあ。生徒のみなさん、ごめんね。ただ、それでも甘めに基準を弱めたつもりなのだけれど。

推薦入試の指導

 推薦入試の指導も2件入っている。こちらもここ数日来関わり続けている。
 1つは自分のクラスの推薦。推薦書を作成し、本人の自己推薦書を添削する。しかし、新潟大学の推薦書はやたら記入する分量が多い。何しろ用紙がA3だからね。大変だ。
 もう1つは、推薦の小論文添削。こちらはあさって出発して、土曜日に試験である。そこで、今日、明日が最後の論文作成、添削指導となる。2週間くらいではなかなか記述力は伸びないが、とにかくも最善を尽くすのみである。

面談は続く

 生徒の個人面談は最終ラウンドにさしかかってきた。今日を終えた時点で、残り6名ほどである。
 ほとんどが志望校の確認、現在の勉強内容の確認、励まし、の3点セットである。ここまで来たら、とにかくセンター試験をやってみなければ分からない。昨日終わったセンタープレテストの自己採点結果なども参考にして、苦手科目を確認し、それらについてのケアを指示する程度である。誰でもできる。ただ、私がやらなければおそらく意味はないだろう。それは、私は3年8組の担任であるからだ。彼ら36人にとって、担任は私一人。その私に面談をされるということにこそ意味があるのだろう。進路の結果はもちろん生徒個人にこそ責任がある。しかし、その中で最後まで伴走者として一緒に苦しんでくれるのは担任だけである。よおし、一緒に苦しむくらいなら、最後の最後までつきあいましょうか。