特編Aに突入

 昨日で後期中間考査も終わった。これが3年間最後の定期考査であった。まあ、生徒はこれから大物に向かって進んでいかなければならないので、大したことには思わないだろう。しかし、何となく私にとっては大きなメルクマールが過ぎたような気がする。もうここからは今までとは違う内容の授業を展開していかなければならないため、余計そう思うのかもしれない。
 今日からは特編Aに入った。センター形式の演習が中心である。今日は私も授業があった。しかし、今日はまずはテスト返しであった。国語の問題を解くための考え方、読み取り方をもう一度確認して欲しかったので、今までとは違い、問題用紙に読み取りのためのチェック・ポイントを書き込んだプリントを用意して、説明した。少しは参考になったかなぁ。

面談開始

 クラスの方では今日からクラス全員対象に面談を開始した。といってもほとんどの生徒は志望校を固めておるため、その最終確認と、センターに向けての各科目の仕上がり具合を聞いてみたりしている。生徒全員に話をするのは久しぶりだ。なかなか時間が取れず不十分であったが、やはり直接話を聞いてみるのはいいものだ。それぞれの生徒の考えていることがわかる。
 さて、生徒たちはそれぞれにがんばっている。私にできることは何だろうか。彼らの進もうとしている軌道を確認し、その流れをさらに押し出していくことくらいだろうか。担任といえどもできることは限られている。私自身の力で彼らを合格させることはできない。私としては、生徒一人一人の力を信じ、それを励まし、まっすぐに進んでいける環境を整えるだけであろう。ほとんど旗振りくらいしかできないけれど、それならば精一杯旗を振ろうではないか。