放課後講習終了
先日の月曜日をもって、9月から続いてきた放課後講習が終わった。そんなに回数は多くないと思っていたが、予想以上に大変だった。毎日の授業の準備、小論文指導の生徒への対応、他の諸々の校務、それらの合間を縫って、講習の準備をしなければならない。と言うよりは、講習の準備の方が、時間が定まっているので優先順位が高くなる。家に持ち帰って、夜中や早朝に問題を解いていたこともしばしばだった。まあしかし、何人かの生徒が講習で力がついたと言ってくれているので、私にとっては嬉しい限りである。教員にとっての最大の喜びは、生徒の反応と生徒が伸びることである。人間的にも伸び盛りの18歳にとって、我々のできることはほんのわずかであろう。しかし、そのわずかであっても力を貸すことができるのならば、法外の僥倖である。
通常の授業が終わっていく……
3年生はそろそろセンター演習に入って行かざるを得ず、現代文でも古典でも、通常の教材を扱う授業はそろそろ終わっていく。昨日の段階で、私が担当している理系のクラス、すなわち現代文と古典は全て通常の授業が終わった。後はセンター試験までセンター演習である。だけど、何とか単なる演習だけでなく、「授業」としての形態を維持したいと考えている。せっかくクラスで同じ問題に取り組んでいるのだ。その形態を生かす、何らかの戦略を考えていきたい。とは言っても、通常の作品等を扱う授業は終わってしまった。残るは文系の古典講読だけだ。うーん、寂しいなぁ。