充実しているなぁ

 連日の授業と放課後講習、採点と、充実した日々を過ごさせていただいております。おかげで、今朝は6時前に起床して採点し、その後で気分が悪くなったので少し横になり、そして出勤した。この時期、体調が悪くなるのは生徒だけではない。

現代文

 井上靖の『利休の死』を扱っている。今日はまずは生徒に指名して朗読する。茶道に関わる用語とか、桃山時代の話であるとはいえ、生徒は意外な語句で読み違いや読めなかったりする。うーん、音読をもっとしっかりさせるべきだったかな。
 その後、冒頭部分を使って利休の人物像を考えさせる。その際、根拠となる表現を挙げて、そこからこのような人物像(性格・考え等)だと言えるようにまとめさせた。それをグループで行わせた。
 今日は作業までで終わった。来週はこれを板書させて、全員で検討する予定である。やはり小説は楽しい。

古典

 源氏物語『葵』を終わり、次は無名抄を読んでいる。まずは誰と誰との対話であるかを確認させ、その後で敬語を確認させる。こうしておけば自力でも十分意味を取れるはずだ。
 さらに、背景知識となる歌論の用語について説明した。口語訳は来週だ。

古典講読

 古典の方で源氏物語を扱うので、購読の方は大鏡に入る。「堀河殿、最後の参内」という、兼通と兼家の話だ。これはなるべく生徒に訳させていきたい。購読なのだもの、じっくりと作品を味わいたい。