仕事満載の1日だった

 休み明けの月曜日。仕事が満載された1日だった。まず、授業が3コマ。そして放課後講習が今日から始まった。そして、授業の準備で朝の6時台の時間を使い、空き時間には講習の準備をした。講習の後は生徒が来たのでその相談に乗り、その後でやっと届いた7月の小論文模試の仕分けをする。終わったのは6時を過ぎていた。というわけで、1日中ひたすら仕事をしていたような気がする。いやはや疲れた。

授業

 古典の授業は大鏡の「肝だめし」をさらに訳し続ける。生徒に訳させてから解説をしているが、意外と時間がかかる。自然と基本をもう一度押さえようという気持ちになるからかな。
 現代文は村上陽一郎の評論の3時間目。前回の第1段の読解をまとめ、第2段第1節に関する問題を解かせ、指名して黒板に答えを書かせて、添削をした。板書した答えについてもう少し生徒と意見交流ができるとベストだがな。今日はこちらが一方的に「ここがおかしい」と指摘してしまった。
 古典講読は玉鬘の冒頭部で登場人物の確認をさせる。人物を正確に抜き出すようにという指示をあまりに強調したせいか、生徒からの解答はひどく遠慮がちなものとなった。うーむ、いかんいかん。

放課後講習

 今日の講習は「建礼門院右京大夫集」よりの出題。比較的文意の読み取りやすい文章だったのだが、生徒には難しかったろう。古典における管弦の遊びの会の様子をどこまで想像できるかが問われているからね。そして、答えの要求度がかなり高度で、正確な解答を作るのは難しかろう。まあ、この講習ではあまりそこは気にせず、古典の基礎を確認しようという意図でやっている。生徒の感想はどうかな? 難しかったろうか。