授業再開

 39日間の夏休みも終わり、今日より授業再開である。本校は2期制なので、特に始業式などはない。大清掃とLHRを行い、その後60分授業で5時限まで通常授業を行った。恐れていたよりもまともに授業が出来たのだが、それでもやはりブランクは大きく、ややぎくしゃくした授業となった。
 生徒はほぼ全員、無事元気な姿を見せてくれた。多少はげっそりするかなぁ、と思っていたが、それほどの様子は見られなかった。まだ憔悴するには早すぎるか。

[古典]大鏡「肝だめし」の授業

 8組と10組の古典がいきなり2連続であった。大鏡の「肝だめし」の段を読み進める。人物関係の錯綜する部分はすでに終わっていたので、後はどんどん解釈していく。それでも思ったほど進まなかった。もう2時間くらいはかかるかな。

[現代文]村上陽一郎の評論文

 6組での授業。評論文で、村上陽一郎先生の文章である。すっきりとした構成で、少し分析すれば非常に分かりやすい。良い文章だ。
 夏期講習で扱ったキーワード方式を授業でも取り入れる。本文プリントを用意し、キーワードを囲む作業を指示して、生徒にやらせる。キーワードはみな上手に囲んでいたようだ。
 読み取った内容について質問していったのだが、こちらの指示が悪くて、生徒を混乱させてしまった。うーん、このあたりがブランクの影響かな。