源氏物語の授業

さらにもう1クラスで「若紫」に入る。今日は一斉読みと敬語の確認をした程度。「若紫」は光源氏が中心なので、敬語があまり複雑ではなく、そのために口語訳もスムーズに進んでいく。
先に入っていたクラスはさらに口語訳を進めた。生徒は重要古語や古文独特の表現の扱いにやや手こずっていたようだ。文法的には今のところほぼ問題がない。まあ、助動詞の訳など易しいところであるからなのだが。


「若紫」には和歌のやりとりが出てくる。この箇所が勘所だ。和歌をどのようにして解釈すべきか、方略を伝えたいと思う。