漢詩の授業3時間目

中間考査が来週の火曜日から始まる。授業日は残り2日。1つのクラスで漢詩を終える。「子夜呉歌」の説明をするが、本当に漢詩は説明する時に楽しくて仕方がない。何とイメージの広がることだろうか。生徒にこの感覚が分かってもらえるだろうか。
他のクラスで、生徒に2人1組で詩の1句ずつを割り当て、読んで訳させた。まずは「飲酒」の確認、そして「子夜呉歌」の訳をした。他にいくつか質問をしたので、31人いるクラスのほぼ全員に指名することとなった。非常にいいね。漢文はこのスタイルを標準としようかな。
このクラスでは、「飲酒」の「欲弁已忘言」の説明で、論理で掬えないものを表現しないことによって尊重しているのだと説明すると、深くうなずく生徒がいる。この生徒は古文の時も私の説明に深くうなずく時がある。非常に良い。素晴らしい反応を見せてくれる。素直なのだが、実に素晴らしい。