新潟市歴史博物館に行ってきました

久しぶりの休日(本当は仕事を抱えていたのだけれど)、家族サービスということで新潟市歴史博物館に行った。ここは昨年(かな?)に完成した博物館で、新潟市の歴史について展示してある。今回は昭和初期の子どもの遊びについて展示しているということなので、行ってみた。
http://www.nchm.jp/


結果として、お目当ての子どもの遊びは時間がなくて見ることができなかったのだが、大変に工夫された良い博物館である。常設展示として20分間の映画を観たが、新潟と水との関わりを、CGを交えてよく表現されていた。CGの出来は今ひとつこなれていなかったが、建物や町並みなどの再現にはCGは威力を発揮する。ちなみに、その映画の中で信濃川の川縁で体育祭の練習をしている昨年の2連合の生徒たちが映っていた。いやいや……。
常設展示も大変に工夫のされた、良い展示だった。我々は逆の順路をたどってしまい、現在から過去へと時間をさかのぼることになったが、それがまた良かったのかもしれない。縄文時代の遺跡があることを初めて知った。また、初代万代橋の模型は圧巻であった。


子どもの遊びを体験できるコーナーも良かった。畳の居間にちゃぶ台が置かれた箇所もあり、つい上がり込んでなごんでしまった。子どもたちはコマを回したり、けん玉をしたり、鳴き砂を鳴らしたり、縄文式の火起こしに挑戦したりしていた。


3時間ほどいたと思うが、まだまだ時間が足りなかった。周りの風景も良く整備されて、雰囲気がよろしい。新潟市にかつてあった堀も再現されていた。堀の再現は新潟市の今後取り組むべき課題だと思う。忙しいさなか、しばし楽しい時間をもてた。