『さいごの恐竜ティラン』

さいごの恐竜ティラン―I’ll stay with you

さいごの恐竜ティラン―I’ll stay with you

小2の息子が夜寝る時に、読み聞かせをしてやった。そうしたら、私の方が泣いてしまった本。
切ない話だということは知っていたが、それでもかなり切ない話である。そして、最後に降り積もる雪のように、静かな感慨が残る本である。
怒るべき時に怒るのも勇気の一つであろう。それでも怒らないのが、最も勇気あることだとは思うけれど。
息子にもこの感じを味わわせたいものである。ただ、ルビがついているものの、まだ彼には自分で読むことができないらしい。