「自由の制服」の授業

内容の読解に入っていく。第2段階である。プリントを作り、それに沿って解説をしていくが、私が話しているだけでは面白くないので、いくつかの読解法を示す。「対比関係によって文脈整理」だの「具体化と抽象化との変換」「似たような表現を他の場所から探す」だの、別に目新しいものではない。しかし、それを授業中に示して考えさせるのは、少々珍しいだろう。上記の読解法を色チョークで板書して、印象づけるようにした。実際、現代文の読解とはこれらの読解法をどれだけ意識的に駆使するかということも大きいと思う。