現代文

詩の単元に入った。茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」。これを65分で教えるという、むちゃくちゃなことをしなければならない。それでも詩の解釈を教師が一方的に解説するだけの授業は何としても避けたい。

そこで、このように進めた。
1.音読:教師が範読し、その後で読みの練習の時間を与え、そしてクラス全員で一斉読みをした。
2.詩の全文書写:詩を全部ノートに書き写させた。その間、私も黒板に詩を書き写す。いやぁ、腕が疲れたこと。
3.構成・技法の確認。詩人についての説明。
4.詩全体を「起承転結」の4部構成に分けるとして、その「転」の部分はどこかと問う。しかし、実際は教師が示したのみ。生徒に考えさせられなかった。
5.4部構成の概略説明と、各連の解説。

結局、後半の20分くらいは教師の解説で終わってしまい、今回は書写をさせたことが一番良かったことだと思う。詩は、最低限として全文を書写すべきだ。