試験直前の1日

 台風がまたもや接近している。幸い、新潟市はほとんど何の被害もなく(あの「越後線」でさえ止まらなかった)、少々強い風にびびったくらいであった。昨日に連休が明けて以来、急に涼しくなった。気温が30度を超えない。それどころか25度前後である。私にとってはとても過ごしやすい気候で、半袖で頑張っている。私はまだ授業中では汗をかいているけれど。
 さて、明日から前期期末考査である。今日は試験前日。現代文は村上陽一郎の評論、古典は大鏡の「花山院の出家」を読んでいる。現代文は今日の8組の授業ですべて終わった。古典は昨日段階ですべて終わっている。今日は比較的ゆったりとした気持ちで過ごすことができた。いつものように試験前ぎりぎりで授業をバタバタと終える、という状態が今回はない。やれやれ、よかったね。
 試験後は、現代文はいよいよ夏目漱石の『こころ』、古典は更級日記に進む。先週金曜日に大学に行って先生からいろいろ指導を受けてきた。そのせいもあったのか、今日いろいろ考えているうちに、不意にこれまで行ってきたいくつかの実践をつなぐことができそうな概念を思いつき、それを研究メモにメモしまくる。さて、これが大きな実を結んでくれるかどうかだ。その概念につながるような『こころ』の授業計画を練らなければならない。何しろ来週からスタートするからね。