「鴻門之会」の授業

 2組での授業。「沛公見項王」をこの時間で何とか終える。この箇所は登場人物たちの座席図を作成するなど、視覚に訴える活動がいろいろとできる。しかも、使っている教科書には安田画伯による「鴻門之会」の日本画が掲載されている。ここに描かれている7人の人物たちがそれぞれ誰なのかを考えさせるのは、本文を振り返る上で意味のある課題だろう。そこで、本文を訳し終えた後、生徒たちにそれぞれが誰であるかを考えさせた。2組はこういう時には活発に話し合いをしてくれる。時間が足りずに確認をすることはできなかったが、活発な話し合いができて良かったのではないか。
 この時の話し合いはどのような方略が働いているのだろうか。また、生徒はどのように課題を解決していくのだろうか。やはりこれは面白そうなテーマだ。