課題考査&授業再開

 今日から授業が再開された。今回の冬休みは実質29日に始まり、6日までだった。実質9日間である。短いなぁ。特に冬休みは年末年始を含むので、そのための行事やら作業やらで埋め尽くされてしまう観がある。
 さて、久しぶりに生徒の顔を見るわけだが、新潟市は今日は雪! でも、昨年ほどの大雪ではなく、地面には1cmほど積もっただけ。それでも一面の白い世界である。美しいことは美しいのだが、寒いなあ。そのせいか、私のクラスでは始業時間でも3人が来ていなかった。公共交通機関が遅れているから仕方がないなぁ。と思っていたら、昨年末、ある先生が「雪国に住んでいるのだから、公共交通機関の遅れを計算に入れて行動するのは当たり前だ」と生徒に話しているのを聞いた。なるほどなぁ。それでも、突発的な場合や不可抗力の場合があるからすべてとは言えないが、常習化している者に対しては聞くべき言葉である。
 最初に清掃をし、今回はSHRだけがあった。その後、課題考査が行われた。国語・数学・英語の3科目である。国語は冬休みの課題テキストに加え、毎年1年生恒例の百人一首のテストを行った。以前は100首全部覚えさせて、100点分すべて百人一首から出題するということもあった。しかし、それではものの2,30分で生徒は解答をやめてしまう。覚えている生徒には簡単すぎるし、覚えていない生徒には取り組んでもしょうがないからだ。そこで今回は、課題テキストから50点分とし、百人一首も50点分で、さらに単純な暗記テストではない内容の出題にした。まあそれでも、45分から50分くらいで解答をやめる生徒が出てきたけれどね。課題考査は60分間。それを持たせる問題を作るのはなかなか難しいのだ。
 テストの後、午後から2コマの授業があった。しかし、私は時間割のマジックで授業無し。授業準備やら学年の仕事やらをしていた。
 さて、授業が始まる。現代文は短歌の制作、古典は「刎頸之交」と「平家物語」である。どんな授業を展開していこうか。