漢文のおさらい

 昨日の授業記録をつけておこう。
 古典は8組と10組での授業。どちらも特別授業とし、漢文のおさらいをする。
 というのも、先月行われた実力テストの採点が終わり、案の定、漢文の出来が非常に悪かったのだ。そして、考えてみれば漢文は夏休み前に授業をやったきり、約3ヶ月間もまともに扱っていない。今教えている土佐日記はもう1、2時間かかりそうだし、このあたりで漢文のおさらいを、実力テストを返す際の見直しのついでにやった方が良いのではないか、との判断による。
 今回の実力テストで出題した漢文の問題は決して難しい方ではないのだが、やはり感じがずらずら並んでいる文章をいきなり見させられて、それをすんなり理解するのにはまだまだ生徒は訓練不足である。そこで、こうした機会を設けるのも必要なことだ。
 授業はテストの問題の見直しから初めて、漢文重要語の読みの確認をし、基本的な句法である疑問形や反語形を復習させ、さらに練習問題で練習させた。だが、文化祭の後の授業日で、朝に大清掃を行うために、授業が今日は60分であった。たった5分短いだけだが、それでも問題解法の説明をして、さあ問題練習をさせようとしたところで終わってしまう。もう5分間あればなぁ。