青山祭2日目

 一昨日は青山祭(文化祭)の2日目だった。天候が心配され、事実風の大変強い日だったが、予定通りの日程で行われた。今日は一般公開日。大勢の外部の方がひっきりなしに訪れてくださった。
 我が1年10組の「占い喫茶」は大繁盛だった。お客さんが並んで待っているような状態で、そんなに流行っているものかとびっくりした。やはり、マドレーヌ+飲み物が良かったかな。お客さんの邪魔をしてはならぬと思い、私が注文することは控えた。
 書道部へ行って一筆書いてみたり、音楽発表を少し聴いてみたり、ドタバタと午前中は過ごす。そして正午に書道部の巨大書作パフォーマンスが行われた。
 今年は武者小路実篤の詩「一個の人間」である。何を書くか選ぶところからこの巨大書作のスタートになる。

取り出しますは白いたすき。スタート前の気合い入れである。

 一度に6人ほどが、少し間隔を空けて一行ずつ書いていきます。

 だいぶ書けたところ。

 最後は部長が中央に題名を渾身の力でかく!

 さて、今年の出来はいかが?
 午後からは茶道部へ行って足をしびれさせながらお茶をたしなみ、その後吹奏楽部の発表を聴いた。結構こまめにいろいろな発表を見たなぁ。
 午後3時に無事終了。閉会式・結果発表の後、後片付け。何とか午後5時までには全てを片付けられた。いやはや、ご苦労さん。彼らにとっては何かしら手応えのある2日間だったようだ。
 私も個人的には今年の青山祭はなかなか楽しめた。いつもは生徒たちが行う出し物があまり文化的でなく、幻滅を感じたりして楽しめなかった。今年の出し物が文化的になったわけではなく、私の受け止め方が変わったのだろう、こうしたものでも許せるようになったようだ。そのせいか、こだわりを捨てれば本校の生徒たちの創作レベルはなかなかのものである。あれを、教員はほとんど手出しせずに自分たちでできるのだから、やはり大したものなのだろう。
 とはいえ、来年はぜひ「文化」祭にして欲しいねぇ。