ダブルヘッダーの午後

 8組と10組での授業。特に10組は、今日から修学旅行に行った同僚の代わりに授業をすることになり、もともとあった授業に加えて午後の2時間連続で古典をすることになった。自分のクラスだし、私の方は何の問題もなかったが、生徒の方は大変だったかな。
 土佐日記の「亡児」にようやく入る。他のクラスがやってきたように、土佐の地を離れることの意味をまず確認し、音読練習やら係り結びの確認やらを行った。その後はぐいぐいと訳していく。そして、2時間目には例の「月は東西どちらの空に浮かんでいるか」という問題に取り組んだ。みんな西の空ということは分かるのだが、昔は太陰暦であることへの思考のスイッチがなかなか切り替わらない。もっとも、太陰暦など具体的にイメージできる方が珍しいけれどね。
 8組でも同じ問題を扱う。これはどのクラスでも活発な意見交換が生まれて、良い問題だな。