夏季特編最終日

 5日間+土曜講習1日に渡る夏季特編も今日で終わり、である。再三書いているように、この6日間はずっと午前3コマにびっしり授業が入っており、暑さの中で体力の限界に挑戦しているような日程だった。毎晩、帰宅すると子どもと一緒に早くに眠ってしまい、朝早く起きる、というサイクルになってしまった。ある意味、とても健康的である。(^_^;)
 今日は、昨日「べし」を扱ったので、その対である「じ」「まじ」から始めた。その後、「まし」「らし」「めり」「なり」と推量系の助動詞を足早に説明し、簡単に問題演習をさせた。何とかこれで助動詞のエッセンスは伝えきれたかな。後は「ごとし」「まほし」などである。
 それにしても、今回もたった6日間で助動詞を教える、という盛りだくさんな内容の講習であった。しかし、助動詞はこのようにまとめて教えておいて、後はこの知識の確認と定着を日々の授業の中で行っていく、という形が一番いいように思う。今までの経験では、これすらも行わずに授業の中で出てきた助動詞を教える、というやり方であった。これでは知識が散漫になってしまうだろう。覚える時には覚えて、その知識を定着させることを日々行っていく、という形がベストである。
 もちろん生徒は消化不良だろう。これからの授業の中で、じっくり消化させることになる。それを踏まえて、今後の授業の計画を立てていこう。