尾瀬研修事後指導が行われる

 今日は尾瀬野外観察に行ってきた理数科2クラスが一堂に会し、事後指導が行われた。8時50分からの開始なのだが、そしてこの学年では5分前整列完了、集会開始を入学前から呼びかけ続けているのだが、45分になっても数人が欠けている。最終的にみんな揃ったのだが、ハラハラさせる彼らである。
 最初は閉講式。校長の話がある。生徒たちに「もう一度尾瀬に行きたいか」と尋ね、一人しか手を挙げなかったところ、参列した生物の先生たちに対して「この企画は失敗ですね」と言っちゃうのは、いくら何でもどうかなぁ。生徒は帰ってきたばかりだし、現代っ子が2日間ひたすら歩いてきて、その直後に「また行きたい」とはすぐには思わないだろう。また、リピーターを増やすことがこの研修の目的ではないはず。指導の目的と評価項目がずれている。とはいえ、冗談だろうけれどね。本校の校長は時々こういうことを言ってどきりとさせる。まあ、それで恨まれないのは人徳なのかなぁ。その後で、生徒の代表が感想を述べる。9組の生徒は、虫に近づけなかったのに尺取り虫を間近に見ることができるようになったと、動画をデジカメで示しながら話した。分かりやすいが、デジカメの映像は見えないぞ。(^_^) 我が10組の代表は、坂を下って目の前に広がった尾瀬湿原の様子を「殺風景な」と表現してしまい、笑いを取っていた。それまでの林の中から広がった視野の広さをそう表現してしまったのだろうね。国語の表現としては最悪だが、実感としてはよく伝わった。(^_^)v
 この後、生徒たちはレポート作成をした。午前いっぱいをかけて個人レポートと班のレポートを作成する。これが大事なのだよ。「ふりかえり」で自分の学びを確認する。これがなくては2日間の苦労の意味がない。