大清掃で体力の限界を知る

 昼休みの後、大清掃、全校集会、LHRと続く。大清掃はワックスがけがあった。
 教室の清掃は清掃班2班を割り当て、教壇を廊下に運ばせたり、窓拭きをさせたり、床を水拭きしてワックスをかけさせたりした。しかし、どうにも手順が悪い。教壇を運ぶのに、教壇を縦置きに直立させて運び出したりしていた。結局、時間内では教室の前半分しかワックスを掛けることができなかった。1時間15分の時間があったのだけれどね。まあ、他のクラスも間に合っていなかったから、我がクラスだけの問題ではないのだろうけれど。でも、今まで受け持ったクラスで、前半分しかできなかったというのはなかったなぁ。掃除の要領が悪いのかな。
 仕方がないので、生徒を全校集会に行かせた後、教室の後ろ半分と廊下のワックスがけを私一人で行った。生徒がいない分、スムースに作業ができる。でも、相変わらずの猛暑の中、けっこうな作業量だった。へとへとに疲れてしまった。ワックスが乾いた後に机を戻すことはできなかった。
 冷房の効いた教務室に戻り、しばし呆然として休む。とうてい全校集会に参加することはできなかった。おいおい、あまりの体力のなさに自分で呆れかえるねぇ。
 夏休み中には生徒と一緒に尾瀬に研修に行く。尾瀬沼を生徒と一緒に歩くことになる。私は生還できるのだろうか? 真面目に心配になってくる。
 LHRでは誉めたり、注意を促したり。でも、彼らを信頼できるので、あまりうるさいことは言わない。それでも1時間は優にかかったなぁ。
 さあ、夏休みに突入である。彼らが元気に日々を過ごし、計画した学習が少しでも進むことを祈る。計画とは、立てた通りには進まないのが当たり前なのだから。
 私も夏休み中にしなければならないことをいくつも抱えている。私の場合は待ったなしだ。頑張らねば。