「徒然草」の授業

 小中間後の最初の古典は「徒然草」である。序文の「つれづれなるままに……」を扱う。
 10組での授業。まずは動詞の活用の小テストから入る。さすがに生徒は予期していなかったようで、苦笑の中でテストを受けていた。10点満点のテストだったが、まあまあ出来はよいようだ。
 つぎに形容詞・形容動詞の学習プリントを配布し、グループを組ませて形容詞と形容動詞の活用について学習させる。それが終わった後、「徒然草」の序文から形容詞・形容動詞を指摘し、その活用の種類と活用形とを指摘させた。これで実地で形容詞と形容動詞とを確認させることができる。
 次には「つれづれなるままに」を暗唱させる。一度だけでは十分に分かるまい。次回も暗唱させてみよう。次に全体の口語訳を行う。もうここまでで授業の大半の時間が過ぎていたので、私の方でさっさと口語訳をしてしまう。さらに、文章の構造や「あやしうこそものぐるほしけれ」の解釈についても話をする。今日1日で一気に序文を終えてしまった。
 まだ「徒然草」自体の説明をしていないなぁ。次の授業で扱っておこう。