クラス会に呼んでくれた

 そんな中、今日は午後6時から3年1組の生徒がクラス会をするということで、何と担任である私と副任とを招待してくれた。卒業生を出すのは教員になってからこれで4回目なのだが、クラス会に呼んでくれたのは初めてだ。まあ、私は酒を飲まないので、クラス会はあまり得意な方ではないのだが、今までの生徒たちはそれを分かっていてくれたのか、あるいは担任を呼ぼうとは思わないのか(それが普通だよね)、私は今まで1度も呼ばれなかった。しかし、この卒業生は私たちを呼んでくれたのだ。何とありがたいことだろうか。喜んで出席しに行く。
 場所は古町通のお好み焼き屋。鉄板でお好み焼きを焼くのも初めてなら、こうした場所で卒業生たちと一緒に食事をするのも初めてである。何もかも初めての中で、それでも楽しく2時間弱の時間を過ごすことができた。私はこのような場に来ると、ほとんどしゃべらなくなる。それよりもむしろ、他の人たちが話しているのを聞いているのが好きなのだ。あるいは、見ているのが好きである。それが、私の大好きな彼ら卒業生たちであるならば、もうこの時間はいるだけで楽しくなってくる。
 19名の生徒たちが集まってくれた。クラスの半分だね。新生活を前にして、忙しい者も多いだろうに、こうして集まってくれた彼らに感謝! の一言である。もちろん、来られなかった彼らにも、心からのありがとうを。本当に嬉しい時間だった。彼らの姿を見ていることだけで、私には十分満足だ。