新書100冊計画

 来年の1・2年生において、各学年に新書を100冊そろえて、各階のラウンジに置き、生徒に自由に読ませよう、という計画がある。生徒が自由に持っていって読み、返してくれれば良い。少しくらいなくなったってノープロブレム、という姿勢で行こう。ということになり、新書を各学年10万円分リストアップすることになった。なかなか太っ腹な計画である。
 これを今年度予算の中で執行しようということなので、10万円分の新書のリストアップという作業が何故か私の方にも回ってきた。そこで、先々週あたりから少しずつ考えてはいたのだが、昨日・今日とこの仕事を中心にかかりきり、何とか144冊のリストを作り終えた。半分は某社の小論文対策のレジュメに載っていたお勧め本のリストを参考に選び、残り半分は新書の目録を本屋から取り寄せて、それを1社ごとにチェックしながら選んだ。選び方は、まずは新しい方から見る、ということを徹底した。そして、高校生に読んでほしい本、高校生が興味を持ってくれそうな本、私自身が読みたい本もちょっとあるかな、などなどを選んだ。
 これを各階のラウンジにカラーボックスなどに入れて置き、生徒に読ませようというのである。さて、本校生徒はこれらの本をどのように利用してくれるかな。これの効果はもちろん目に見えて現れるはずがない。でも、ラウンジの椅子に座って本を読んでいる姿が見られると嬉しいね。