今日は作業の連続

 毎日日替わりでいろいろなことに関わっているこのごろである。今日は卒業証書の割り印押しの作業をした。3年担任が協力して割り印を押したのだが、これが想像を絶する大変な作業だった。割り印を押すときに、非常に手のひらを痛めるのだ。私の場合は人差し指の付け根あたりに印を押し付けるのだが、これが痛いの何の。あまりに痛いので、10枚押したら他の同僚とローテーションで交代することにした。この学年は何でもこのように一種の「遊び」に変えてしまうことのできる柔軟さを持っている。メンバーがいいんだね。本当に恵まれた学年だった。きつい作業も笑いの中で進み、2時間半くらいかけて何とか終わった。やれやれ、疲れた。
 午後からはようやく指導要録の執筆を行う。それまでは判子を押すことしかしていなかった。今日は少し内容に入ることができた。まだまだ先は長いが、それでも一歩前進である。
 それもこれも、この時期の年中行事である小論文指導が、私にはほとんどないのだ。3年前のこの時期は毎日小論文指導に明け暮れて、ほとほと疲れきっていた。しかし今年は2人ほどが指示を受けにきたが、実際の文章を持ってきた者はまだいない。たまたま私が担当した者がのんびりな者ばかりなのか、それとも来週あたりにどっと来るのか。でも、来週になったらもう後期試験直前である。そして学校の方は高校入試が始まる。もう指導なんて時間が取れないのだけれどね。そう思いながら帰ろうとしたら、一人の生徒が文章を書いて持ってきた。おいおい、遅いよ〜。これは明日へたらい回し、である。
 今日は3年前の卒業生が来た。3年生の時は別のクラスだったが、2年生の時は私が担任した生徒である。驚いたことに茶髪にして、ヤンキーになっていた。しばらく話をしていった。そういえば、2、3週間ほど前に私のクラスだった生徒が顔を見せにきたのだが、この生徒も姿がずいぶん変わっていたな。3年間経つとそろそろ変化が大きくなってくるのかな。