特編C3日目

 今日の新潟市は雪が降った。これで3回目かな。道路一面が雪で覆われるのは。新潟市は雪国なので、雪が降るのは当たり前なのだが、それでも雪の間の大半は周囲に雪が積もっていることはまずない。道路はもちろん、屋根の上にも雪が積もっていることなどむしろ珍しいのだ。そのため、こうして雪が降って道路が雪で覆われると、交通機関がマヒする。今日はどうかなぁ、と思っていたが、今のところ大きな混乱はないようだ。まだ今朝はそんなに雪が積もっていないからかな。それとも3回目で、さすがに慣れたか。私自身は通勤時間が1分間ほど延びるかどうか、というところ。すみません、徒歩で5分くらいのところに職場があるのです。こんな環境はもうこれ以降決してないだろうなぁ。
 さて、特編Cである。今日は小説を扱う。生徒には、今日はどの分野を扱うかを事前に知らせてあるので、小説の回は出席が少ないかな、と思っていたが、意外に数はほとんど変わらなかった。やはり、小説が必要な大学を希望している生徒がこの講座を選んでいるのだろう。
 扱ったものは東北大のオープン模試の過去問からと、大阪大の過去問。昨日と同じ組み合わせである。大阪大のものは年度が違うけれど。そして、この2題は解答するタイプもだいぶ違う。大阪大のものは会話が多く、そのため、設問に対する解答を導き出すのに必要な箇所が傍線部付近に比較的固まっている。ところが東北大模試の問題は会話がほとんどなく、したがって、人物の心情に関する記述もあちこちに散らばっている。これを全部拾い集めて、それらを指定字数内に簡潔に収めなければならない。難易度はこちらの方が数段上である。
 そこで、問題解答に際して、こうした2つの方向性があることを教え、具体的に解答を導き出すべき箇所の指摘をして解説をしていった。もちろん、喉のかすれはまだ治っていないので、40分間問題演習させてからの後だけれどね。
 喉がなかなか治らないのは困るなぁ。その分、演習があって良いのかもしれないけれど。