「花山院の出家」の授業

 7組での授業。これは久しぶりのクラスである。そして「花山院の出家」がどこまで終わっていたか確認したが、何とほとんど最初の数行しか進んでいないことが分かった。これは深刻だ。幸い、理系の古典は後期になって時間数が増えたので、多少は進度が速くなるだろう。それでも吸収しきれるかどうか危ぶまれるほどの遅れ方である。
 どんどん指名していって口語訳をさせる。しかし、やはり文系ほどの精度がないのは面白いところである。古典を勉強していないのだろうね。こんなにも訳せないかと思う。私が3年前に持っていたクラスは理系だったが、彼らもこんな程度だったかなぁ? もっとちゃんと訳せたような気がするけれど。ただ、その頃は文系をあまり受け持っていなかったので、比較対照するには弱いのだが。