LHR「しばしのお別れ」

 17日は夏休み前最終日である。大清掃をし、全校集会をした。全校集会ではむっとする暑い空気の中、長い時間アリーナの中にいたせいで、私自身が気分が悪くなってしまった。おかげでそれ以降の予定が狂ってきた。
 そんな中、LHRである。実は私のクラスの生徒が一人、この夏休み中にアメリカへ留学する。1年間である。よって、来年の夏まで休学となる。今日は、彼女との最後の1日なのである。そこでLHRは前半は連絡事項やら配布物やらで時間を費やすが、後半は彼女の送別会をした。
 級長に進行を任せたのだが、これがよく考え、やってくれた。クラス全員にカードを1枚配り、その表には留学する彼女の似顔絵とラブレターを書き、裏には自分の自画像と自己紹介とを書く、ということだった。留学する彼女を教室に前に座ってもらい、全員で写生会である。これはいいね。彼女の姿をしっかりと記憶することができるし、同時に言葉を贈ることができる。もちろん似顔絵など上手ではないが、それでも書くことに意味がある。私も、本当に下手ながらも一緒に書いた。いい企画だった。
 その後、彼女から一言スピーチをもらい、後は得意の記念写真撮影である。写真屋さんを呼んで、記念撮影をする。少しは思い出になってくれたかな。こうしたことの積み重ねで「クラス」ができあがっていくのだ、と思う。