「管鮑之交」の授業

 4組での授業。順調に進む。と言っても、後半部分は口語訳をするにはさほど困らない箇所だしね。「於」が出てきたので、場所・時を示す場合と、受身形になる場合と、比較形になる場合との区別をまとめておく。漢文らしい表現である。
 最後は時間をわざと余らせ、故事成語「管鮑の交わり」の意味について、管仲と鮑叔のそれぞれについて本文を踏まえてまとめる、という課題を出し、生徒に書かせた。私はその間、英語の同僚の公開授業を10分間だけ見てきた。英語の表現活動させるのに、グループで付箋などを使ってやらせていた。『学び合い』の要素も含む、大変意欲的な実践だった。残念ながら大半を見ていないので、何とも言えないけれど。
 さて、これで「管鮑之交」は終わった。次は「鶏鳴狗盗」である。