卒業式予行

 本校は明日が卒業式である。従って、今日は式場設営と予行が行われた。式場設営は1年生が担当する。2年生の我々は使用教室の大清掃である。1年間お世話になりました、という感じの清掃だ。この教室を使うのも後1週間ほど。来週の25日には2階の教室に移るからね。長々お世話になりました。
 生徒は気合いを入れて教室をきれいにしてくれた。窓拭きは女子がやってくれたのだが、まあ気合いを入れてくれて、まるで窓がないと感じるほどきれいにしてくれた。ありがたい。教室と廊下の床はワックス塗りをする。これまたきれいにしてくれました。私のクラスの生徒たちはほとんどが自ら率先して動いてくれる。そして、自分で作業を発見してどんどん進めてくれる。ありがたいことである。お互いに協力し合う姿が見られて、本当に担任としては嬉しい限りだ。

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 午後からは卒業式予行が始まる。私個人としては3年生とはほとんど交流がない。授業を受け持ってもいないし、部活動でもあまり交流はなかった。そのような状態でいると、こうした3年生が主役の場面では少々手持ちぶさたになる。それでも、3年生の諸君はみな良い表情をしていた。明日はいよいよ卒業式だ。うーん、3年前を思い出すね。晴れてくれると良いが、天気は余りよくなさそうだ。


 予行の後、教科会議をする。次第に来年度の姿が少しずつ見えてくる。期待と不安と、様々な気持ちである。何しろ3年生だ。またあの忙しさが始まるのかと思うと、少々身震いがする。どれだけ冒険ができるかなぁ。新しい授業をどれだけ創れるだろうか。そんな不安と、その中にあっても挑戦しようという気持ちも生まれる。
 少しずつ、自分のできることをやっていこう。