小論文の学習の授業

 6組での授業。昨日の2クラスと同様の手順で行う。
 このクラスは多少悪乗りする傾向がある。昨日書かせた古体詩の鑑賞文を回し読みさせたところ、コメント欄に中傷の言葉や「以下同じ」のようなコメントがつけられたものがあった。他のクラスでは何も言わなくてもそのようなことはなかったのにね。うーん、小論文の下書きを書かせたあとで回し読みをさせようと思っているのだが、こりゃやり方を慎重にすべきだな。
 その後、小論文の準備に取り組ませる。G社のワークノートに沿って自分の関心のある分野の基礎知識をまとめるのである。しかし、開始早々からやる気のなさそうな顔をした生徒が何人かいた。そこで、他のクラスでもそうしたのだが、雰囲気を和ませるために音楽をかけることにした。しかし、今日は他のクラスとは違う曲をかけた。私が授業で流す際の定番、宮西希の琴の演奏である。

ちょっと一人KOTO

ちょっと一人KOTO

 このCDをかけたら何と不思議なことに、やる気のなさそうだった者、居眠りをし始めていた者がちゃんと作業に取り組み始めたのだ。そして、チャイムが鳴るまで30分ほど、かなり集中して作業に取り組んでいた。いやぁ、音楽の力って大きいんだね。特にこのCDは、彼らの知っているJポップスを演奏しているので、なおさら親しみを感じ、頭が活性化されるのだろう。なかなか不思議な光景だった。そして嬉しかった。