大鏡の授業

 7組と6組の授業。「道長の剛胆」の佳境に入る。7組では公任と教通との階級差を指摘して、公任の遠慮の気持ちを理解させる。そして怪談話、肝試しの場面へと移る。7組は私のクラスなので、たっぷりと怪談話を聞かせる。といっても、村上春樹の小説のあらすじですが……。
 6組は花山天皇の風変わりな性質の部分にさしかかったので、花山天皇即位式での出来事を話してやる。それらの雑学的知識を示してやったせいか、今日の授業ではどちらともその後の集中度が高まったようだ。文章への興味・関心が高くなったのだろうか。