源氏物語新聞の作成

 7組の授業。源氏物語に初めて入るので、まずは源氏物語について調べさせる。夏休み前に6組でやらせたのと同じように、源氏物語新聞を書かせることにした。事前に司書にお願いして、源氏物語に関する書籍を集めてもらっておいた。なるほど、こうしておけばいいのだね。前回は自分でいろいろ持ち出してきたからなぁ。
 夏期講習中に6組で、夏休み前に源氏物語新聞を書かせていたね、と話をしたところ、多くの生徒がうなずいたり、お互いに顔を見合ったりしていた。やはり自分が動いて作成したものは記憶に残っているのだなぁ、と思った。これは6組だけに留まらせるのはもったいないと思い、今回7組でもやらせてみたわけだ。
 7組の生徒たちにはまず6組での作品例を見せる。後発の場合、先発の成果を作例として示すことができるので、いいね。こうして学習の成果が蓄積されていくわけだ。学校という集団で行われる学習はこうでなくては。
 その後、各自の作業に入る。彼らは6組の時よりはすぐに作業に取りかかり、少しずつ作品を書いていった。それでも今日の1時間だけでは半分くらいしか書けないようだった。次の時間も同じように書かせるか。幸い、文系は授業時間が多いからね。