夏期講習6日目

 今日は土曜日だが、夏期講習は今日までである。これで6日間連続の講習となる。
 今日は7組と8組での最後の講習だ。漢文の、前回やり残していたプリントと新しく配布するプリントとをどんどんこなさせる。句法の習熟のためにはとにかく使ってみることだ。まず一度覚える努力をするほうがよいのかもしれない。しかし私の場合、使いながら、また生徒に教える準備をしながら、次第に句法を覚えていった。そして、その句法の知識を使うと、新しい漢文でも何とか読めるのだ。だから、句法の知識を使いながら固めていくという方法もありかなと思う。ただ、これは分量をこなさなければならない。ほかの教科もやらなくてはならない高校生にとっては、ちょっと厳しい勉強法かな。
 ともあれ、用意したプリントの8割方は消化して、今年の夏期講習は終わった。よかったよかった。問題は、生徒にどれくらい定着したかだ。まあ、彼らが実際にやってくれなければ、定着しようがない。そうした、やらなければどうしようもない状況を作り出せたかどうかは疑問である。生徒の中には何も予習をしてこずに講習に出ていた者もいた。そうした者たちでも、自分がやらなければどうにも動かない状況を作り出してやるべきだなぁ。ただ、講習という性格には向かないかもしれないが。