1日体験入学の準備

 来週の月・火は中学3年生の1日体験入学である。その模擬授業の会場が2年生の教室となる。3年生は講習中だし、1年生は部活の合宿で使われているからね。
 そのため、模擬授業ができるように、教室を整理しなければならない。生徒には先週金曜日に「私物を持ち帰れ〜」と叫んでおいた。そのためか、予想よりは私物が残っていなかったけれど、それでも3人の机の中は教科書類でぎっしりであった。私には理解できないのだけれど、最近の生徒はどうして教科書や副教材を学校に置いておくのかな。教科書が学校にあったら、家で勉強できないでしょ? 私は自転車通学だったので、自転車に教科書・ノートの入った学生カバンと辞書・副教材の詰まったボストンバッグとを荷台にくくりつけて、毎日学校に持って行き、毎日学校から持ち帰っていたけれどなぁ。まあこれは自転車通学者だからできる技かな?
 ともあれ、3人分の私物を紙袋に詰め込み、廊下にあった体操着やら辞書やら水着(? しかも女子用……。いや、なんだこりゃ、と思って中を見ちゃったんですよ)やらを持って、職員休養室に押し込んでおいた。やれやれ。大汗をかいてしまった。
 その時、教室に部活を終えた女子が一人、窓を開けて一心不乱に化学の勉強をしていた。うーん、ここがさすがに本校の生徒だね。がんばれよ。