某社の教科書モニターとなっちゃった

 我々2学年は教科書として現代文はC社、古典はS社のものを使っている。特に古典のS社は昨年から教科書出版に参入した会社だ(と言うと高校国語関係者はおわかりですね)。今年採用した古典はS社にとっても初の教科書であるわけである。そのためか、そのS社から前に電話があり、モニターになって欲しいとのことであった。その時、何かの仕事でドタバタしていたせいか、はい、いいですよ、と二つ返事で了承してしまった。そうして送られてきたレポート用紙を見てびっくり、今回だけでなく今年1年の依頼であり、そのレポート項目がいろいろな箇所に及んでいて細かい。これはこの夏休みの一仕事になるなと覚悟して、予定に入れておいた。今日はその仕事に取りかかる。
 しかし、S社からは印刷されたレポート用紙6枚程度が送られてきたが、それにいちいち手書きしていては大変である。ここ最近、コンピュータ以外で文章を書いたことのない私には拷問に近い。そこで、レポート用紙をまるまるMacのWordに打ち込んで、Macを使ってレポートを書いている。非常に快調なのだが、用紙枠の制限がないものだから、記述内容がどんどん広がってしまう。前期中間までに使用した教材の意見を書くのだが、その一つ一つに少しずつ書いていってももはや元々のレポート用紙の枠をはみ出てしまう。まあ、それはいいことだろうと思うけれど、ずいぶん大部なレポートになりそうだ。
 いや、今回はいいんですよ。夏休みという時間のある時だから。1年間の依頼なので、冬と春にもレポートしなければならないのだろうなぁ。書けるだろうか……。あっ、でも全部冬休みや春休みの時期になるのか。うーん、相手はよく考えている。