指導力向上研修

 今日は6月の前回に引き続き、2回目の指導力向上研修であった。
 今回は河合塾の講師を招いて、この方より指導を受ける。でも、この方もちゃんとワークショップのことは知っていて、今回の講習をワークショップ型に構成してくれていた。おかげで退屈せずに話に加わることができた。
 まずは各自が分析してきた難関大学の入試問題(大問1の評論)の分析結果を付き合わせる。3人ずつのグループになり、お互いの検討結果を合わせ、さらに生徒に対する「基本問題」と「チャレンジ問題」とを選んだ。私が入ったグループは、他の2人は皆顔見知りなのだが、どちらも指導主事時代にセンターの研修でお世話になった人と新採用研修で世話した人なので、どちらも何となく私に遠慮がある。そのためか、議論はあまり盛り上がらない。こちらは一生懸命相手の意見を引き出そうとしているつもりなのだけれどね。まあ何とか検討を終える。
 午後は4グループの検討結果を報告する。そして、河合塾の講師の方による東大の入試問題の分析を聞く。といってもただ聞くだけではなく、いつでも声を挟んで欲しい、ということなので、私は何度か質問をする。うーん、私を含めて4人くらいしか発言しなかったなぁ。せっかく来ているのだから、この時を利用しなきゃもったいないのに。
 最後に河合塾の方から素材を与えられて、それを使っての問題作成をする。やはりグループに分かれ、3人であーだこーだと話をしながら、文章の分析をし、問題になりそうなところを話し合う。だいたい問題ができそうな箇所は確定できた。これは宿題である。
 あと1回、夏休みが終わって授業が再開される8月27日に最後の会が行われる。また学校にいられないのか、とちょっと恨めしくなる。