Apple Keyboard!

 PowerMac G5は快調である。Leopardがサクサク動いている。メモリは768MBしか積んでいないけれど、それでも自宅の512MBのPowerBook G4より数倍の快適度である。やはりCPUの力なのかな。
 そのPowerMacだが、非常に困ったことがある。それはキーボードがとにかく入力しづらいのである。キーボードはもちろんApple製だが、1世代前のものである。このキーボードも優れたものなのだろうが、キーストロークが5mmほどある(そんなにあるかな?)。つまり、デスクトップ用のキーボードとして標準的なキーストロークである。しかし、私にはこれが非常に使いづらい。何しろデスクトップを使わなくなって10数年である。ずっとPowerBookのキーボードに指が慣れ親しんできた。つまり、キーストロークが短いのである。1、2mmといったところかな。しかも、PowerBookのキーボードはノート型PCの中でも異例のキータッチを持っている。しかし私にはこのタッチがいいのである。もう慣れ親しんでいる。これ以外のキータッチではきわめて入力がしづらい。
 それだけでなく、デスクトップ用のキーボードは打鍵時にキーが引っかかる。特にリターンキー。私がブラインドタッチをすると、リターンキーの中心をややずれたところを打つのだろう。そうするとキーが引っかかってしまう。これは非常に困る。入力を阻害するばかりか、思考のスピードを鈍らせる。
 そこでとうとう、Apple Keboardを購入してしまった。これは現世代の、最も新しいものだ。このキーボードの特徴は、MacBookのキーボードと同じものであること。つまり、ノート型PCと同じキーを使っている。これが素晴らしくいい。実にいい。さっそく使っているのだが、入力時の不満が嘘のようになくなる。キーストロークはおなじみのものだし、キータッチはまさにPowerBookだし、キーが引っかかることもない。その上、本当に薄い。デザインもすっきりしている。私はUSキーボードにした。これはひらがななどがキートップに印字されていない。また、リターンキーが小さい。自宅のPowerBook G4はもともとUSキーボードなので、これと同じ配置となる。これまた慣れ親しんでいて、いい。
 ようやく、入力時の不満が解消できそうである。