クラスマッチ!

 クラスマッチの2日目。我が4組はリーグ戦の最終戦を接戦でものにし、何とか決勝トーナメントに進出した。準決勝では、相手チームで素晴らしいサーブを決める女子がいて、その時点で10点以上の差をつけられてしまった。残念ながら準決勝では敗退。生徒を励まして、3位決定戦に向かう。3位決定戦では一昨日に惜しくも負けたクラスとの再戦である。生徒たちは「気楽に、気楽に」と言いながら戦っていた。結果は、数点の差をつけて見事勝利! 無事3位になることができた。いやぁ、勝ちっ放しの1位よりも、いったん挫折を経験し、それをくぐり抜けて次に勝つという3位の方がずっと価値があると思うよ。少なくとも教育的には。そういえば、2年前の2年1組の時も準決勝で負け、3位決定戦で勝ったのだったなぁ。生徒たちはもちろん1位になりたかっただろうけれど、私は十分嬉しかったぞ。
 しかし、競技というのは本当によいものだ。個人の才能と努力がチーム全体に貢献する。そしてチームとクラス全体のまとまりがあってこそ、一つの結果を残すことができる。たとえ結果を残せなかったとしても、その時の一人一人がチーム全体のために全力で戦ったのは紛れもない事実だし、それをチーム全体も認めて受け入れる。こうした経験を一緒に経ることによって、クラスのまとまりというのは醸成されるのだね。私自身も副任と一緒に全試合を観戦できたし、試合前にみんなで輪を組んで気合いを入れる中に入れて嬉しかった。
 とても良い試合でした。1学年の諸君、ご苦労様。そして、1年4組の諸君、おめでとう!