後期中間考査第1日

 今日から中間考査である。今日は現文・生物・リーダーの3科目。それぞれに手強い相手である。
 現代文は今回思い切って、「仕切り」の文化論において200字の字数制限で解答を書かせることをさせた。内容は、私が授業で扱ったのと同じ箇所だ。「日本の近代の問題点について述べよ」のようなもの。これを200字で書かせる。いやぁ、思い切ったことをした。でも、いつかこれをしないといけないとは思っていた。やはり添削されて初めて自分の文章の至らなさに分かるものだからね。
 ただ、この設問は「日本とヨーロッパを対比させながら」という条件が付いている。私が授業で示した解答ではこの条件は付けていない。したがって、答え方はやや違ったものになるはずである。生徒の解答を見てみたが、残念ながらその対比の一番分かりやすい例に触れている者はあまり多くなかった。「対比」ということを問われるのならば、「社会」意識と「世間」とを対比せねばならないだろうに。
 今度、本格的に文章の書き方を教えておきたい。そうすることで多少でも自分の書く文章に対して自覚的になってくれればありがたい。試験後の予定はもう組まれているが、1月の現代文でそろそろ小論文模試を入れていくか。