青山祭1日目

 今日は青山祭の1日目である。午前中は設営をし、午後から開会式、音楽選択者発表会、その後校内展示である。
 午前の設営では、我が1年4組のディスプレイが着々と進んでいた。昨日よりも一段と和風テイストが増し、非常によい雰囲気を醸し出している。良いねぇ、この感覚。窓に和紙を貼り付けるところなどは、非常にグッドである。しかもその上に、障子戸の枠に見立てた組紐を貼り付けていた。さらに、私のアドバイスを受け入れてくれて、廊下には茅葺きの家を模した屋根を付け、これまた雰囲気を出している。良いデザインである。大したものだ。
 今年の音楽選択者発表会は凄かった。3つのグループに分け、それらが1曲ずつ歌う、という形式に変わった。そのどれもが、それだけの人数にふさわしい声量と表現力とで歌っていた。この発表会では毎回生徒たちの声量の無さに不満を抱いていた。100人くらいの人間が声を出すのだから、もっと音量が出てもいいはずなのに、照れなのか人数に対する甘えなのか、毎回声量が不足していた。ところが今年は良い。それぞれ40人前後の3グループが、それぞれにふさわしい声量と表現力を発揮した。久しぶりに生徒の歌声を聞いて鳥肌が立った。
 校内公開ではほとんどのクラスを見て回る。我が4組は、何しろテーマが「リラックス・ルーム」であるから、そんなに大勢の客を見込めるものでもない。特に生徒のみの校内公開日ではなおさらだ。それでも、かなりの数のお客さんが入ってくれたようで、嬉しいことだ。私も中に入っていくつかの癒しグッズを試してみたり、生徒から肩を揉んでもらったりした。なかなか上手なんだ、これが。練習した甲斐があったね。
 さて、明日は一般公開。どれだけお客さんが来てくれるか、楽しみである。頑張ってくれ。


 卒業生諸君。明日は高校に来られるかい? もし来たならば、教務室に顔を見せてください。