評論の授業

 午後から出勤する。7組での授業。評論もあと今日を入れて2時間で終わらなければならない。しかし、相変わらずこのクラスは雰囲気が固い。当初の頃の突き抜けた明るさがない。夏休みを経て、何かあったかね。
 というわけで、とにかく体を温めなければならない。そこで、今日扱う予定の第2段落を全員で音読させる。さらに、配布プリントを時間を与えて解答させる。その後で、読解の確認・説明に入った。本当は残り時間の関係上、すぐにでも説明に入りたいところだが、とうていそれは受け入れられそうにない雰囲気であった。少しでも地盤を軟らかくするための、仕方のない措置だ。おかげで、第2段落は最後までは終わらなかった。まあ、仕方がない。